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3 nov. 2007

Espagne 03/11



常に鼻水がついて回る。
憎らしい、憎らしい。




海はいい。鼻水も咳も止まらないが、海はいい。
マラガは普通に開発されてて街自体に見所はあまりないけど、海がある。






でも少し歩けば古い町並みはすぐ見つかる。こんな区画ばかりではないけど、結局写真に撮るのはこっちの方だ。

宿の近くに常設市場を見つけて安心する。安い。魚介類が新鮮で美味そうだった。これ以後ここでトマトや果物、オリーブなどをよく買った。


とりあえず、ここでもピカソ美術館は見ておこうと、街見学がてら美術館へ。
途中、現代美術館で奈良美智+graf展がやっていたので覗いてみる。なんだか日本現代美術づいた旅だ。
青森でやっていた展示のマラガ版なのかな?正直、あまり心に引っかからなかった。
その他の現代美術作家の作品を見ているうちに、
現代美術って人間を細かく切り裂いてその一片を拡大して見せてるみたい、
と思う。


その後ピカソ美術館へ。
バルセロナで一区切りをつけてしまったせいもあるのだろうけど、他のピカソ美術館に比べると作品群は見劣りする気がした。とりあえず見て出る。
丘の上の要塞跡に登ろうかと思ったけれど、日も暮れてきて閉館時間が怪しかったので、それはまた別の日にする事にした。

ステイシーにお礼も兼ねて電話しようとしたが、電話番号を書き留めた紙切れをなくした事に気づき、ブルーになる。なんだか恩を仇で返すようなことをしてしまったような気がして、とてもブルーになる。
とてもブルーのまま、宿にとぼとぼ帰った。







宿に戻ってキッチンルームでゆっくりしつつ絵を描く。
このユースはキッチンもリビングも広々として居心地がいい。
ここで働くノイラおばさんとなんとなく仲良しになる。
スペイン語留学仲間と週末旅行に来てるグループと少し話したり、同室になった日本人のたかさんとワイン飲んだり。ユースだなあ、と周りに巻かれるのを楽しみつつ夜を過ごす。
でも、ほんとに喉がひどい状態になってて、話そうとするたび食べようとするたび人が近づくたび咳が出て、ただでさえ閉じ気味なのにいっそう人を避けてしまうようになっている。

それでも、行こうかと思ってたグラナダは寒いらしいので、セビリアに行くたかさんに便乗して一緒に行くことにした。