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6 nov. 2007
Espagne 06/11
朗らかで開いてる人の所に、人は吸いよせられる。
昨日は閉館で入れなかったアルカザルに開館一番入ってみる。
すでに人が並んでいたけれど、同じ宿に泊まってる母と娘らしき親子に行列に割り込ませてもらう。
壁に差す午前の光が美しい。きっちり組まれたアラブの装飾もいい。迷路のようで各所に趣向がこらしてあって歩き回るのが楽しい。
あっち行きこっち行き、すれ違うたび母娘に会釈して、午前中いっぱいアルカザルの中を散策した、のんびりと。
散々お世話になったこのバルに別れを告げて13時、セビリアを後にした。
この店で思ったのだけど、楽しそうに働く人を見るのは気持ちがいい。
自分は?気をつけようね。
まだ日のあるマラガへ戻った。
同じ宿に泊まるつもりだけど、宿はちょっと離れてるのでその前に要塞跡に登ってみることにした。
途中、警官に呼び止められてパスポートチェックされてみたり。
真っ赤に染まるマラガの街を見て、丘を下る。
ふらっと寄ったバーで出されたトルティーヤのあまりに出来合いのまずさにびっくりしつつ、セビリアのあのバルの素晴らしさを再認識した。あそこはなんでも安くて美味しかった。
宿に向かう。もう道に迷わない。
見た事のある顔が出迎えてくれ、どこに行ってたの?良かったかい?と聞いてくる。セビリアはとても良かったよ、と答えてチェックインをすませた。
もう平日で人も少ないだろうし、残りの日々はここを中心にのんびりするのだ。
と思ったら、フランス人の修学旅行のような団体が到着。
夕食はここの宿でとるらしく、どうりでスタッフ全員で料理してた訳だ。
リビングもぎゃーぎゃー騒ぐ子供達でゆっくり落ち着く事が出来なかったけど、子供達が部屋に戻り落ち着いた頃キッチンに顔出したら、休んでたスタッフ達が残ったパエリアをごちそうしてくれた。
もう喉は最高に悪かったので、ごほごほやりながら食べた。
すごく美味しかったのに、咳しないようにコーラで流し込むように食べてたので、美味しくなさそうに見えたかもしれない。申し訳ない。
僕がよく絵を描いてたことを知ってるので、記念になにか描いてってよとクーピーと紙を渡される。ちょうどなにかお礼がしたいと思ってた所だ。
でも今日はそうとうに体調が悪く集中できなかったので、明日やるよと言って部屋に引き揚げる。
なんだかいつも間が悪いな、今回の旅。
周りはいつもこんなに優しいのに。